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福岡大学|建築学科|総合設計1

課題は「この場所で公共空間を持つ複合施設を創る」というもので、ある意図をもって選定された敷地に「『公共』という言葉を手掛かりにして、『名前のない建築』を考える」というもの。ただ単純にカッコイイ「色や形」だけを考えてもダメで、その場所に「何が必要か」ということから考える必要があります。授業としても、まず「1. リサーチ/課題把握」のフェーズ、次に「2. 計画・設計/課題解決」のフェーズと、段階的に進んでいきます。

大きな工程は設定されているのですが、その他の詳細な進め方は各講師陣の裁量に委ねられています。先生によってはいきないり「よし模型だ!」という方もいらっしゃったりする中(笑)、井手ユニットは例年通りひたすらリサーチと企画を悶々と2ヶ月やり続けてきました。今月から模型製作や図面スケッチをはじめられる状態になり、ようやく建築学科らしい風景になってきました。

授業開始当初は自分の考えを相手に伝えるための語彙に乏しかった学生たちも、毎回「なぜ?どうして?」と問いかけられつづけ、それに応え続け議論し続けてきた結果、とても表現も議論も解像度高く豊かになってきました。「まちには『第2の家』が必要なのではないだろうか?」や「目的の前の目的地になるような、建築になる前の建築を計画しようと思います」、「私たちの生活は芸術や創造の集積としてできいるよう見える」など、実務者から見てもとても示唆に富んでいます。

年末の成果物提出に向けて、とても楽しみです!

テキスト入りますテキスト入りますテキスト入ります