2017/05/22/ 12:31:47
再春館製薬所体育館 サクラリーナ
長い年月をかけて育まれた敷地の風景を守ることと、そこに巨大建造物を新たに建てるという、相反する二つの与件。風景に馴染む巨大建築は、アプローチに並ぶ樹木を超えない高さに「埋める」という手法で実現可能となった。さらに、建築を埋めることは、アリーナ空間の外部負荷を最小限に抑え、無風の状態で室内空気をコントロールすることを可能とし、バドミントンの練習環境として最適な環境をつくることも実現させた。コートを地下につくることによってできた階下への階段や地下のアリーナ席は、訪れる人々の賑わいをつくり、選手と観客の一体感を作ることにも繋がっている。
chirclarena_construction.jpg
Read more...