福岡県西部、糸島市で計画している「雷山の森の住宅」が着工し、現場では工事が進んでいます。この住宅は、敷地高低差が13メートル以上ある300坪の土地に計画している鉄骨造の住宅です。お施主さんは、昔から残る地形(土地の起伏)に魅了されて、この場所を手に入れていました。確かに、はじめて敷地に訪れたとき、敷地を散策しながら上っていく体験は、とても良かったんですよね。なので、出来る限り既存の「起伏」を残した状態を目指して、設計を行いました。
この住宅のように、高低差がある敷地での工事は、本当に大変です。しかもこの土地、あまりの起伏の激しさに、いままで「購入したい!」と申し出る方が全くいらっしゃらなかったという、笑。この一体の土地を管理されている会社の担当者からも「がんばって下さい!」と、たくさんの方たちから激励を受けながらプロジェクトが進んでいます。
工事でまず大変だったのは、「どこから工事車両を敷地に乗り入れるのか?」ということで、杭を打つための機械を敷地に搬入する経路からつくる必要がありました。当初設計していた大きさの杭を打つにはかなり大きな機械が必要で。敷地が崖の上下の2方向に接していたので、崖の上から機械を吊り下ろそうとしても、狭い公道を通って敷地に到達できる車両の大きさ限られ、どうやら出来そうにない。そこで、構造の設計変更を行い、杭の径を小さくして本数を増やし当初の設計以上の耐力を確保しました。そうすると、崖の下から重機を自走させることができそうだということがわかりました。
建設会社さんの献身的な取り組みのおかげで、土工事・杭工事・基礎躯体工事が無事に完了し、8月初旬には鉄骨の躯体が組み上がります。
この住宅のように、高低差がある敷地での工事は、本当に大変です。しかもこの土地、あまりの起伏の激しさに、いままで「購入したい!」と申し出る方が全くいらっしゃらなかったという、笑。この一体の土地を管理されている会社の担当者からも「がんばって下さい!」と、たくさんの方たちから激励を受けながらプロジェクトが進んでいます。
工事でまず大変だったのは、「どこから工事車両を敷地に乗り入れるのか?」ということで、杭を打つための機械を敷地に搬入する経路からつくる必要がありました。当初設計していた大きさの杭を打つにはかなり大きな機械が必要で。敷地が崖の上下の2方向に接していたので、崖の上から機械を吊り下ろそうとしても、狭い公道を通って敷地に到達できる車両の大きさ限られ、どうやら出来そうにない。そこで、構造の設計変更を行い、杭の径を小さくして本数を増やし当初の設計以上の耐力を確保しました。そうすると、崖の下から重機を自走させることができそうだということがわかりました。
建設会社さんの献身的な取り組みのおかげで、土工事・杭工事・基礎躯体工事が無事に完了し、8月初旬には鉄骨の躯体が組み上がります。