先々週の木曜日に、ようやく現場での鉄骨の立て込みが完了し、建て方完了後の現地検査に行ってきました。敷地の起伏と高低差が激しく、とても難しい建ち方をしている建築なのですが、基礎コンクリートと鉄骨の施工誤差もほどんどなく、しっかりと建っていました。難しい工事に丁寧につき合って頂ける施工関係者の方々には、いつも頭が下がるばかりです。先週は、現場から上がっていた平面詳細図や外部木製サッシ・木製建具の詳細図のチェックバックを行って、板金の加工サンプルと納まり詳細図、実際の建物を回って施工前の最終チェックを行いました。ここまでとても時間がかかりましたが、ようやく12月の完成がイメージできるようになってきました。
　この建物は、建築面積が35坪強あるのですが、実際に地面と接しているのはその1/4程の面積で、崖に向かって階段を架け渡すようなカタチで浮いています。写真をよーく見ると、少しだけその状態を確認してもらえると思うのですが、わかりますか？　コチラにも、少しだけですが、模型写真などを追加しています。