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Photograph by rhythmdesign

MINOTAUR FUKUOKA

ミノトール 福岡

アパレルライン「MINOTAUR(ミノトール)」の新しいショップデザインである。 このスペースでのショップ展開は「期間限定」であることが前提であったため、施設側が準備したスペースに(可動の)什器と商材を持ち込むだけで、どのようにして「ショップ」としての強度(個性/キャラクター)を持たせることができるのか?ということが、最大の課題となった。

Process of assembly

Detail Study

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 アパレルライン「MINOTAUR(ミノトール)」の新しいショップデザインである。 このスペースでのショップ展開は「期間限定」であることが前提であったため、施設側が準備したスペースに(可動の)什器と商材を持ち込むだけで、どのようにして「ショップ」としての強度(個性/キャラクター)を持たせることができるのか?ということが、最大の課題となった。
 
 また、以前からショップで利用されているハンガーバーと什器などは、そのまま新しいショップスペースでも利用されることになっていた。そのスチールの直線が特徴的な什器たちは、数年前に、二俣公一さん率いる「CASE-REAL(ケース・リアル)」が、このショップのためにデザインしたものだった。施設自体の特性やその既にある什器とのバランスを計りながら、新たなショップスペースの在り方を考えることになった。

 施設に確認をすると、今回の期間限定ショップのために「床・壁・天井・設備」ともに、新たな区画として整備されることがわかった。そこで、当初施設側が想定していた仕上げ材料や照明器具のリストを入手し、その予算や工期の制約の範囲内で「ショップ」と相性のいい仕上げ材料を選定し、照明器具の再配置などを行った。

 「仮設的な店舗」という特性上、「いつでも簡単に解体・移動・組み立て可能な什器」が相応しいと考えていた。そこで、既成(幅2400×奥行1200×厚さ18mm)のシナベニアのサイズを基準として木取り図を作成し、その図面通りにCNCルーター(図面通りに板材を切り欠きすることができる機械)で加工した板材をプラモデルのように組み立てるだけで製作可能な什器をデザインした。その板を組み立てるための継ぎ目(仕口 / ジョイント)が、このシンプルな構成の什器の少しだけキャラクターを与えている。

 ある意味「施設的」で頑丈なつくりをした商業建築の中に、これまでの什器の質感を引き受けつつ、簡単な手作業で実現可能な状態をデザインすることで、対比的で軽快な背景が実現できるのではないかと考えた。

Photograph by rhythmdesign

物件詳細

  • タイトル / ミノトール 福岡

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