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豊見城の住宅|外壁

 

 工事に着工する前からずっと、外壁の色と質感(肌理)の検討を続けています。沖縄の最もポピュラーな、現代的な外壁仕上げは塗装なんです。つまり、何かを「塗る」ということなんですが。戦後に定着したものではありますが、白っぽく塗装を施されたコンクリートの四角い建物が、現在の沖縄の都市部の風景をつくっている(この辺は、THINKINGにもまとめようかな)。なので、豊見城の住宅でも、高価な材料を使うんじゃなくて、「外壁を塗装で仕上げる」という最も一般的な手法をとりつつ、一般的なものが与える印象とは少し違った質感になるようにしたいなと思っています。
 表面の問題だけでなく、下地となるコンクリートの質感も大きな部分を占めるので、基礎工事の時に、建物が完成したら見えなくなってしまう地中梁で何十種類も現物サンプルをつくってみたりしていました。いろいろ試してみると、下塗りと上塗りで母材となる塗料の希釈率(水で薄める割合)を変えた方がいいことがわかったり、吹き付けるときにタテにガン(吹き付け機)を大きく振りながらやった方が良かったり(笑)。かなり時間をかけてきましたが、今週末に、最終的な色を決定する予定です。

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