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House in Tomigusuku

豊見城の住宅|地鎮祭|工事着工

沖縄県豊見城市で進めている「豊見城の住宅」、ようやく確認申請と工事契約が完了し、無事に地鎮祭を執り行うことができました。当日、お施主さんのご家族と一緒に出席された奥様のご両親が、「着工を首を長くして待っていましたよ!」と、半分冗談で(顔は真顔で、汗)、声をかけて下さいました。この住宅の敷地とご両親のご自宅の距離が近いため、新居が完成したら実現できるであろう生活の在り方を、本当に楽しみにされているようでした。

沖縄県豊見城市で進めている「豊見城の住宅」、ようやく確認申請と工事契約が完了し、無事に地鎮祭を執り行うことができました。当日、お施主さんのご家族と一緒に出席された奥様のご両親が、「着工を首を長くして待っていましたよ!」と、半分冗談で(顔は真顔で、汗)、声をかけて下さいました。この住宅の敷地とご両親のご自宅の距離が近いため、新居が完成したら実現できるであろう生活の在り方を、本当に楽しみにされているようでした。

通常、九州本土では午前中に行うことがよいとされている地鎮祭ですが、沖縄では「潮の満ち引き」に合わせて行うんですね。私たち人間が子供を出産する時間帯って、潮が干潮から満潮へ向かうときと言われているので、沖縄では建築などの地鎮祭も、その時間帯に合わせて行うことが習わしのようです。なんか、いいですよね、こういうのって。新しく地面の上に建築を建てることの、様々なものへの配慮と畏敬の念というか。(潮の満ち引きは24時間周期ではないので、地鎮祭の日程の調整はとても大変なのですが、笑)
地鎮祭後の直会(なおらい/簡単な食事会)で、ご主人が「家を造ろう!」と決心したときに考えた、父として、人としての覚悟のようなことを、少し照れくさそうに話してくれたのですが、そういう想いに出会うと、人として、設計者として、背筋が伸びる感じがしますね。さらに身が引き締まります。
これから、来春の竣工を目指して工事が進みます!

PROCESS

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