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高宮グリーンハイツ|解体工事

高宮グリーンハイツ|解体工事

 現場では、一期工事(10室)の内部解体工事と、耐震性能を向上させるための屋上棟屋部分の外壁解体工事が進んでいます。内部は解体工事が完了し、新しいアルミサッシが取付けられました。この建物は、西鉄大牟田線|高宮駅から西に向かう小さな丘陵地帯にあるのですが、30室それぞれの部屋から、様々な距離感で福岡市の風景と、近隣の緑を望むことができます。どの部屋も、部屋の間口一杯を開放可能な窓に変更しているので、今まで以上に、周辺の緑との距離が密接になったように感じますね。   

 この建物の外壁は、建築当時に特別に製作されたレンガタイルが使用されています。定期的にメンテナンスがされてきたので、比較的よい状態にあるのですが、一部、改修した箇所の劣化が進んでいることろがあるため、今回、改めて全面にわたって調査を行うことにしています。同じタイルをもう一度つくることは、技術的にもほとんど不可能に近いため、不要になる外壁部分のタイルを1枚1枚、丁寧にはぎ取っています(いや、職人さんにはぎ取っていただいています、笑)。そのタイルを再利用し、外壁の修復箇所に使用することにしています。40年の歳月が経過したレンガタイルは脆くなっているため、活かし取りすることは、想像以上に大変です。
  
 来週には、はぎ取った後に清掃・洗浄し日影干ししたタイルを、色彩・劣化度などを元にサンプリングしようと思います。