昼と夜で表情を変える、ノスタルジックでポップなクリスマスデコレーションをテーマにした、大阪・梅田にある商業施設のクリスマスプロジェクトの空間デザイン計画。単管とワイヤーを構造体とし、ワイヤーで吊られた単菅の間にクリスマスツリーを設置した。単管は夜になると煌びやかに輝くネオンライトの土台としても機能している。
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若者をターゲットにした商業施設で、大阪・梅田のランドマークになっている「HEP FIVE」のクリスマスプロジェクト。「ノスタルジックだけれどポップなクリスマス装飾」。この2つを午前と午後で変化させつつ、しかしどちらともノスタルジックでどこか懐かしいクリスマス装飾がテーマである。
リズムデザインは空間デザイン計画を担当。単管とワイヤーを構造体とし、組み上げた構造体の中にもみの木を入れ込むことを全体イメージとした。主要な構造体を固定した後に、生木の搬入・設置。構造体にワイヤーを設置し、ネオンサインを各所に取り付けている。
明るい時間は、ノスタルジックな装飾で、街に馴染むオーセンティックなクリスマスツリーだが、暗くなると、 まるで今から夜が始まるということを知らせるように、 クリスマスツリーの周りに設置された、 ポップなグラフィックでデザインされたネオンライトが煌びやかに輝き出す。