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Photograph by OOKI JINGU

Zelkova Coffee Eki

zelkovacoffeeえき

JR久大本線・筑後吉井駅駅舎の一角に計画したコーヒーショップである。
駅員休憩所として使われていた痕跡を参照しながら、昔からそこにあったかのような佇まいを目指した。

detail

process

2024.01.17. 現地調査。1928年(昭和3年)に開業した駅には、以前は貨物列車も停まっていたようで、いまでもその名残を感じることができる。
2024.01.17.
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2024.09.28. 
施主たっての希望で、メインとなるカウンターや半屋外にコンクリートで成形するテーブルの天板などを左官仕上げに。原田左研の原田さんにお願いする。
2024.09.28.
2024.09.28.
「半屋外のテーブル天板は凪のように表面が揺らいでいる方が良いね」と原田さんから提案を受けたもの。
2024.09.28.
2024.09.28.
2024.09.28.
2024.11.11.

concept model

2024.05.14 a案:
2024.05.14 b案:
2024.05.14 c案:
2024.07.25
2024.07.25
2024.07.26

この場所を初めて訪れたとき、まだ駅員さんが使っていた頃のまま、古い時刻表や壁に残されたメモ書きなど、活動の痕跡がそこかしこに残っていた。それらは単なる古びた資料ではなく、この場所が積み重ねてきた時間そのもののようにも感じられた。だからこそ、できるだけそうした「痕跡」をそのままに保ちながら、「新しくコーヒーショップをつくる」というよりも、まるで昔からそこにあったかのような佇まいを目指した。

もともとの天井は杉板で、深いこげ茶へと変色していた。柱や腰壁などは淡いベージュ色で仕上げられている。その素材の質感を受け止めながら、新たに造作する部分も同じ色調で設えている。また、カウンターやソファーテーブルなど、お客様が腰を下ろし、時間を過ごし、対話が生まれる場所は、角を立てず、緩やかなアールを描く形状とし、空間全体が少しだけやわらかく感じられるように配慮している。

室内のカウンターや屋外のロングテーブルは、日田の左官職人・原田進さんによる仕事である。地域の土を用いながら仕上げている。内部のカウンターは、甘木の土と漆喰を混ぜたコテ仕上げとしている。外部のカウンターは、甘木の土と白セメントなどを混ぜ込んだ仕上げとし、立ち上がり部分はざらりとした洗い出し、天板は水面のような微細な揺らぎを感じさせる、やわらかな研ぎ出し仕上げとしている。

[写真クレジット]

スライダー ©OOKI JINGU
1~34 ©rhythmdesign

Photograph by OOKI JINGU

物件詳細

  • タイトル / zelkovacoffeeえき
  • 計画地 /

    福岡県うきは市吉井町

  • 用途 / 物販・飲食店
  • 状態 / 竣工
  • 計画種別 / 改修
  • 構造 / 木造
  • 規模 / 平家1階建
  • 法定延床面積 / 99.58m2
  • 計画着手 / 2024年1月
  • 工事竣工 / 2024年11月

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